建設・住宅・不動産

案件を「direct」タスク機能に集約、1日30分の作業効率化を実現
情報を探す手間が省け、協力会社へ案件の依頼や進捗管理に活用

株式会社スペース

  • オーナーサポートグループ 主任
    下條 大育 様
  • 株式会社UP FOREST 代表取締役
    上林 宏行 様

株式会社スペースは、前身である山一不動産の時代を含めるとまもなく100年となる不動産の総合コンサルティング企業です。1都3県に4000戸ほどの管理物件があり、賃貸住宅の管理業務のほか、不動産の売買および賃貸の仲介業務などをおこなっています。そのほかにも、相続関係に詳しい税理士などの専門家とアライアンスを結び、相続に関する相談にも応じています。今回は同社のご担当者さまと、同社の協力業者である株式会社UP FORESTさまに、「direct」をどのように活用しているのかお伺いしました。

POINT

課題

導入の
決め手

活用効果

メールや電話でおこなっていた業者とのやりとり、トライアルでチャットの使いやすさを実感

株式会社スペース 下條 大育様(以下、スペース下條様):
私はアパートの退去立ち会いや敷金精算業務のほか、退去後の住戸のリフォームに関するご提案などをおこなっています。立ち会い業務は2年ほど前から株式会社UP FORESTさんに外注しており、退去立ち会いからリフォーム工事までおこなっていただいています。

株式会社UP FOREST 上林 宏行様(以下、UP FOREST上林様):
弊社は内装業を営んでおり、退去後の住戸のリフォームや原状回復工事などをメインに、退去立ち会い代行も実施しています。その中で私は、全体の管理業務やスペースさんから依頼を受けた退去立ち会いの代行をおこなっています。

スペース下條様:
1年程前、別のツールを探している際に「direct」のことを知りました。当時、オーナー様とのやりとりには別のチャットツールを活用し、業者さんとのやりとりは主にメールや電話でおこなっていました。

弊社の現状を受け、L is Bさんから業者さんとのやりとりで、「direct」を使うことをご提案いただいたのです。その頃、会社としてDXを推進していたこともあり、無料トライアルをおこないました。

そのトライアルの協力依頼に快諾してくださったのが、UP FORESTさんでした。トライアルで実際に使ってみたことでチャットの使いやすさを実感し、正式導入となりました。

「direct」の導入を推進された下條様

案件の可視化や進捗状況の管理ができる「タスク機能」が業務内容にマッチした

スペース下條様:
「direct」はUP FORESTさんをはじめとした、協力業者への依頼や情報共有に使い始めました。最初はチャット機能を使用していたのですが、L is Bさんからの提案で「タスク機能」であれば案件を可視化し進捗管理できると知り、活用を始めました。

「タスク機能」は、内容や担当者、期限を可視化でき進捗状況も一目瞭然です。メールでの管理よりも弊社の業務にマッチしていると感じ、「タスク機能」中心でやりとりをおこなうようになりました。

タスク一覧ですべての案件の進捗状況が一目で分かる

UP FOREST上林様:
私も実際に使っていてとても便利だなと思っています。案件を進めるうえで必要なやりとりや情報は多いため、こういった便利なサービスは積極的に活用していきたいと感じました。

スペース下條様:
現在弊社の職員12〜3名ほど、協力業者2社ほどで「direct」を利用しており、案件に関する情報は「direct」を見れば分かるようにしています。「タスク機能」はチャットと違って情報が流れていかないので、途中から見た人もわかりやすい点も気に入っています。

案件に関する情報をすべて「タスク機能」に集約、メールで埋もれがちな内容も一目瞭然に

スペース下條様:
タスクは主に、「立会依頼」「工事発注」の2つに分けて運用しています。

立ち会い依頼の際は、退去の連絡を受けたあとUP FORESTさんに依頼を入れます。最初は電話で確認をとり、その後「タスク機能」で「立会依頼」のタスクを作成します。各依頼には依頼書や契約書、前回のリフォーム履歴、図面などを添付し案件を共有します。
その内容をUP FORESTさんに確認いただき、状況に合わせて「対応中」「対応済み」とフェーズを変更していく流れです。

タスクの中に案件に関する情報が集約されている
実際のスペース様のタスク画面

退去立ち会い後、UP FORESTさんにリフォームの見積もりを出していただきます。オーナー様に内容の承諾をいただき次第、今度は工事発注依頼書を添付して「工事発注」のタスクを作成し、UP FORESTさんに対応していただいています。

追加情報や現地写真なども各タスクに追記しており、案件に関する情報共有はすべてタスク内で完結させています。

これまでこういった依頼や連絡はメールでおこなっていたので、膨大な件数のやりとりが発生していました。しかし「タスク機能」を活用したことで、タスクの中にすべての情報が集約されるようになったのです。過去のメールから必要なものを探す手間が省け、進捗状況も一目で分かるのですごく便利だと感じています。

UP FOREST上林様:
案件ごとにタスク化されているので、メールなどでは埋もれてしまいがちな情報もここを見ればすぐに分かることが魅力的です。

私は前任者からこの業務を引き継いだのですが、その際も「direct」はとても役立ちました。自分のタスクだけではなく前任者の仕事の流れも「direct」にまとまっているため、情報の把握がスムーズにおこなえて助かっています。

「タスク機能」は引き継ぎもスムーズにおこなえると話す上林様

進捗管理にかかる1日30分程の手間が削減され、通常業務に集中できるようになった

スペース下條様:
これまでは自分が何を依頼したかを把握するのが大変でした。Excelで進捗管理表を作り管理していたのですが、状況が変わるたびに仕事を中断して表を修正しており、集中力が削がれてしまっていました。

「direct」のタスク機能を活用したことで、状況が一目で分かるようになりました。進捗管理表も必要なくなり、1日合計で約30分程発生していた修正の手間も削減できています。「タスク機能」を活用してみてよかったです。

※記載内容は2023年6月時点のものです。

関連導入事例

新着導入事例