現場の業務を見える化して、
情報共有のスピード化と問合せ件数の8割削減に成功。
三同建設株式会社
- 工事統括部 調達グループ グループ長
福本 大樹 様
三同建設は昭和47年に大阪市で設立した、解体工事をメインにおこなう企業です。スーパーゼネコンなどの仕事を請け負い、常に環境に配慮した解体工事を通して都市の再生を促し、豊かな住環境づくりと社会の発展を目指しています。
各現場では毎日の作業報告やリスクアセスメントの確認と記録が必要になります。日々の現場業務でどうすれば作業員の情報共有をスムーズにおこなうことができるか検討を重ねる中で、「direct」がどのように選ばれ活用されているのかを伺いました。
POINT
課題
導入の
決め手
活用・効果
作業員のコミュニケーション活性化と、
写真を活用したスピーディーな情報共有を目的に「direct」を導入
3か月から1年をこえる工期の現場では状況が見えにくいこともあり「あの現場どうなってるの?」といった疑問の声が社内に上がっていました。また、作業報告とは別に現場の巡回報告の際にも、その日に何が起こっているのかをいち早く知り、問題解決のスピードを早めたいという課題がありました。作業員のコミュニケーション活性化と、写真の活用によるスピーディーで的確な情報共有を目的としたツールの必要性を感じていました。
「direct」は大林組や竹中工務店の現場でも使われており、プライベート利用されているチャットではなくセキュリティ面も大手の導入実績があるため安心して利用できるビジネスチャットだと感じました。導入後は竹中工務店などの現場で使ったことのある人たちが中心となって社内利用が広がっていきました。
写真付きの報告で、各現場の情報をトークに蓄積
導入当初は年配の方から使い方についての質問もありましたが、ほとんどの方が問題なく利用スタートできました。最も活用しているのは毎日の作業終了報告です。
作業終了時刻に、各現場ごとで「作業終了しました」と報告を上げてもらうことで「この現場の作業が終わったんだな」ということが全員に分かるようになっています。
また、担当者から各現場に、明日の作業内容、作業人数、今日の作業写真と「作業終了しました」との報告もおこなっています。「direct」を導入して、必要な情報はトークに蓄積されていることを実感しています。
他にも現場を管理している上長が報告内容をチェックして疑わしい部分を指摘したり、共有された写真を見て危険なポイントをコメントで返したりしています。写真加工機能では担当者が指摘された内容を写真に直接書き込み、指示を出すなどして活用しています。作業報告とは別に巡回報告のトークがあり、毎日のパトロール結果も写真付きで共有しています。
社内の情報共有スピードがアップして問い合わせが8割削減
部署をこえた情報共有ツールとしても使っています。新たな現場の配属が決まったときの連絡や、人が足りないから入れてほしいという要望があったときに、どのグループから応援に向かわせるかといった、営業が着手していない現場の進捗や速報などのやりとりをおこなっています。
大型のプロジェクトや遠方の現場は、現場専用のトークを作成して関係者間での情報共有に利用しています。実際「あの現場どうなっているの?」と聞かれることがこれまでと比べて8割削減し、社内の情報共有スピードアップと見える化を実感しています。
※記載内容は2020年7月時点のものです。