社員同士の電話のやりとりが8割減、
お客様をお待たせすることがなくなりビジネスチャンスが拡大
有限会社大宮工機
- 島袋 翔五 様
有限会社大宮工機は1980年に左官用資材・機械の販売・修理で創業した企業です。現在は建設現場で使用する機械・器具・仮設設備等の建設総合レンタル業に成長し、お客さまから電話で注文を受け、300種類一万点の機械から注文の機械を配送しています。沖縄県の赤土等流出防止条例の制定に基づき、濁水処理設備のレンタルもおこなっています。
平成17年にはお客さまのご要望から製品を改良し、運搬や設置が容易で処理能力に優れたオリジナルの濁水処理設備のレンタルを開始しました。この設備で特許と意匠を合わせて3種取得しています。濁水処理設備を1台レンタルするごとに、養殖サンゴの苗を1本移植放流する活動をおこなっており、環境保全にも取り組んでいます。実際の業務に「direct」がどのように利用されているかを伺いました。
POINT
課題
導入の
決め手
活用・効果
「今ココスタンプ(GPS)」を利用し、配送ルートを効率よく作成
「direct」導入前はレンタル機材を現場に届けた際の完了連絡に電話を利用していました。しかし、当社には配送車が20台ほどあり、配送時間が重なると電話がなりっぱなしになり、お客様からの電話がつながりにくくなるという課題がありました。
「direct」を導入してからは配送完了連絡を電話ではなく、配車係とのトークで「今ココスタンプ(GPS)」を送るオペレーションに変更しました。配車係は「今ココスタンプ」で送られた住所を見て会社に戻る時間を推測して次の配送ルートを決められます。1人の配送員が1日に7~8か所の現場にレンタル機材を届けていますが、導入後は配送ルートを適宜、効率的にアレンジできるようになりました。
現場から破損状況の写真を共有
請求判断をその場でお客様に伝えることが可能に
レンタル機材は現場で利用する物なのでどうしても破損が発生します。今までは電話で社内に「破損していること」を連絡した後に写真を撮ってメールで確認していました。電話で確認をすると破損具合が伝わりづらく、お客さまに請求をおこなうかどうかをお伝えするのに少し時間がかかっていました。「direct」で破損状況の写真を共有することで、その場でお客さまに伝えることができ、お待たせすることがなくなりました。
業務電話が8割減、お客様をお待たせすることが少なくなり
ビジネスチャンスが拡大
導入後は社員間のやりとりを「direct」に置き換えたため社員同士の電話が8割減りました。その結果、お客様からの電話にすべて出られることで機会ロスが無くなりビジネスチャンスが拡大しています。配車係も配送完了の電話を受けるための待機時間がなくなり、当日分の配車が終わればすぐに帰ることができるようになったので働き方改革につながりました。
今後は業務報告書をボットで書くことにも「direct」を活用していこうと思っています。
※記載内容は2020年7月時点のものです。