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約80社の協力会社とのやりとりを「direct」に切り替え、指示書の作成から共有にかけていた時間が大幅に削減

株式会社鴻池組

  • 大阪本店 神戸駅前プロジェクト新築工事 所長
    花岡 清勝 様
  • 大阪本店 神戸駅前プロジェクト新築工事 工事主任
    池田 隆浩 様
  • 大阪本店 神戸駅前プロジェクト新築工事 係員
    山崎 由葉 様
    伊藤 みどり 様
  • 株式会社きんでん 神戸支店 神姫空調管工事部 工事課
    仲尾 崇広 様
    井上 皓介 様
    松浦 朋美 様
  • 株式会社竹延
    杉森 浩 様

株式会社鴻池組は1871(明治4)年の創業以来、社是である「誠実、懇切、敏速」の精神にのっとり、もの創りを通じて人々が安心して暮らせる社会の実現を目指している老舗ゼネコンです。

2018年12月に着工したホテルと放送局が入居する地下1階・地上12階建ての複合施設を新築する工事「神戸駅前プロジェクト新築工事」では、魅力ある働きやすい建築現場を目指して積極的にICT化に取り組んでいます。

約80社の協力会社が関わる神戸駅前プロジェクト新築工事の現場で、「direct」がどのように活用されているかを伺いました。

株式会社鴻池組 神戸駅前プロジェクト新築工事

POINT

課題

導入の
決め手

活用効果

業務効率化を目的に「direct」の利用を開始

建設現場にはさまざまな職種、協力会社の方々がいます。以前は直接現場に行って情報共有する他に、電話やトランシーバーでやりとりをしていました。しかし電話では要件が伝わりにくく、トランシーバーも資格が必要なうえに通信状況が安定しないことや、会話中に情報が飛んできて音声が漏れるため、対応に困ることがありました。

解決する方法はないかと探していたところ、全社導入にむけてビジネスチャット「direct」のトライアル現場を募集していると聞き、情報共有の効率化を目的にぜひ利用したいと手を挙げました。そして神戸駅前プロジェクト新築工事での「direct」利用が始まりました。

約80社の協力会社とのやりとりを「direct」に切り替え、指示書の作成から共有にかけていた時間が大幅に削減

協力会社と「direct GuestMode」でつながり、指示書のやりとりを「direct」に切り替えたことで、30分かかっていた指示出しが3分で完了するようになりました。

今まではデジカメで撮影した写真をPCに取り込んだ後、文章を入れて紙に印刷し、マジックで直接指示を書き込みホチキス留めしてから職人さんに渡していました。「direct」ならトークにExcel®を添付して「◯◯さん、この作業をお願いします」と送るだけで済みますし、写真に直接書き込める「写真加工機能」を利用して細かな指示を出せば、詳細が瞬時に伝わります。

電話だと職人さんの手が止まってしまいますが、「direct」はそれぞれのタイミングで確認できるのも便利です。

他にも、昼礼で協力会社の各職長の方を集めて工程説明する際も、説明資料を「direct」で共有すれば全員に情報が行き渡ります。協力会社側も受けた指示内容を30~40人の職人さんに早く伝えなければいけない場面でも、スピーディかつスムーズに情報共有できるので、みんなが早く帰れるようになりました。

指示書の作成から共有
写真に直接書き込める「写真加工機能」を利用

シンプルな操作で素早くグループ内に情報共有

神戸駅前プロジェクト新築工事では積極的にICT化に取り組み、業務効率化を図っています。

設置していた朝礼看板を100インチの電子モニターに置き換えて、ラジオ体操動画や当日の配置・安全注意事項を映し作業員の安全意識向上を図るほか、打合室に設置したパソコンと電子モニターで定時打ち合わせをおこなったり、現場に設置した6台のクラウドカメラを利用して、リアルタイム映像を事務所のパソコンやスマートフォンで常時監視できるようにするなど、さまざまな取り組みを実施しています。

そんな中で情報共有の効率化を目的に導入した「direct」は、シンプルな操作で素早くグループ内に情報共有でき写真や動画も添付が可能です。日々変化する現場の情報を職員・職長で共有することで素早い指示や現場の是正ができ、現場の生産性の向上が図れています。

ICT化に取り組み、業務効率化 イメージ
日々変化する現場の情報を職員・職長で共有

オリジナルの「入退場確認ボット」で、現場の入退場状況を簡単に把握

職長さんが現場に来る時、どんな人が何人来たのか、いつ来ていつ帰るのか、残業をするのかがわかりにくく、この情報を把握するため神戸駅前プロジェクト新築工事ではスマートフォンとiPadでの利用を想定した「入退場確認ボット」を試作・試用しています。

職長さんが入退場確認ボットに「入場しました」「退場しました」「誰が何時まで残業するか」を報告すると、9時に入場報告、13時に残業報告、18時に退場報告の状況が一覧で職員に共有されます。

他にも「7時に電気工事の業者が5人来ました。うち新規が1人です。」と報告してもらい人数以外に現場に慣れていないメンバーなども把握することで、事故や怪我を防げるようになりました。

「入退場確認ボット」を試作・試用 イメージ1
「入退場確認ボット」を試作・試用 イメージ2

※記載内容は2020年11月時点のものです。

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